高校時代、部活に熱心すぎて1浪したからには、何としても慶應に、という決意でいたようです。それも父親と同じ経済学部にと、家族も強く望んでおりました。
ただ、とにかく英語が苦手で、現役の頃から苦労していました。
先生からは暗記の課題を毎回出していただき、必死でついていっていたようです。指導の時間中は徹底した長文読解、まずは頭からばりばり読むことで、英語に対するアレルギーがなくなっていったと申します。また先生から、とても合理的な構文解釈のロジックを伝授されたとのこと、英語は漠然とした暗記科目と思っていたのは大間違いだった、と言っております。
秋以降、明治なら十分受かる、と予備校の相談会で太鼓判をもらい、それは模試の結果からも見て取れました。しかし本人は納得せず、たとえ2浪しても慶應経済に、という覚悟のようでした。
年明け前後からは、特に慶應の過去問だけを猛烈に追い込んでいただき、無事合格を果たしました。やっと少し落ち着きましたが、両親ともに感無量で言葉が出ませんでした。いまだに何とお礼申し上げていいか、わかりません。

◎(東京都杉並区、男子。慶應義塾大学経済学部、明治大学法学部、早稲田大学教育学部、その他合格)